一枚の繪－一枚の繪人気画家コレクション展 in めいてつ

創業1968年、一枚の繪株式会社は「絵のある生活」を提案します。

トピックス　|　会社概要　|　サイトマップ　|　関連リンク　｜　お問い合わせ

会期	会場	来場作家
2020年2月12日(水)～2月18日(火) 10:00～19:00 （最終日は17:00閉場）	愛知・名古屋名鉄百貨店本店［本館］10階美術サロンI・II TEL 052-585-2841	金子東日和先生（特別招待画家）在廊日（予定）　2/14(金)?16(日)


	金子東日和『春趣白馬村～長野県白馬村～』油彩SM

	金子東日和『芽吹く山麓～長野県小谷村～』油彩F４号

	金子東日和『戸ヶ野の秋～岐阜県白川村～』油彩F４号

	感動を素早くスケッチブックに描く。

展覧会プレビュー　
展覧会担当者に聞く展覧会の見どころ

2018年から開催している「一枚の繪人気画家コレクション展 in めいてつ」。
３年連続３回目の今展は、日本人のこころの中に思い浮かんでくる、懐かしさを呼び起こすような茅葺き民家を描くことをライフワークにされている金子東日和先生を特別招待画家に、〈金子東日和～郷愁の茅葺き民家を描く～〉コーナーを設置いたします。今回の展覧会の見どころを担当バイヤーの方にうかがい、また、金子東日和先生にスポットをあててご紹介いたします。

失われゆく茅葺き民家を描くのは使命
金子東日和

　一枚の繪ではおなじみの金子先生。30歳まで日本画を手がけていましたが、その後洋画に転向。1977年、第６回現代洋画精鋭選抜展（現。絵の現在選抜展）で銅賞を獲られてからは、一枚の繪を発表の場に、今展でもご覧いただける茅葺き民家のある四季折々の情景を精力的に描き続けていらっしゃいます。
40年以上の年月、日本全国、北海道から四国、九州、島しょ部などなど、茅葺き民家を求めて歩き続けた金子先生ですが、最初はこだわりがなかったそうです。

「取材を続けているうちに、去年あった民家が今年はない。その素朴な姿がどんどん消えていくのを目の当たりにして、描きのこしておこう、絵の世界に留めておこうという気持ちが芽生え、私の使命となりました」（2019年９月伊勢丹新宿本店で開催された展覧会のプレビュー記事より）

　現在、金子先生が追い求めている茅葺き民家は、年々減少しているか、観光地の文化財として［保存］されている状態で、実際に人が住んでいる、生きた暮らしの中の茅葺きの家は少なくなっているそうです。
金子先生の取材は、そうした失われゆく日本の原風景ともいえる光景を、地元の方々との交流の中から辿りめぐった、その土地に今も（取材した当時の段階という意味での「今」でもありますが）静かに佇む生活の姿を、情感たっぷりに、その土地、その季節ならではの空気感を画布に現出させています。
時代は令和になっても、こころのふるさとともいえる、茅葺き民家のある風景を、金子先生の作品を通してご覧ください。


	西滝直人『サンスリアックの街角』油彩F4号

	柳澤利光　『果物』　油彩F3号

コレクション展ならではのラインナップ―西滝直人、柳澤利光、遠藤彰子……

「人気画家コレクション展 in めいてつ」では、金子東日和先生の郷愁を誘う作品のほかに、新進気鋭の作家から、日展をはじめ、美術界を代表する画家の作品をご覧いただけます。
ここ数年、フランスなどの街角を活写した情景描写をはじめ、やさしい光の表現が印象的な西滝直人先生（2019年第81回一水会展東京都知事賞受賞）、１月29日?２月16日まで愛知県美術館ギャラリーで開催されている、改組新第６回日展で特選を受賞された柳澤利光先生の作品も展示いたします。
愛知県在住、2018年第43回絵の現在選抜展で風景画賞を受賞された吉野修一先生の作品も発表いたします。
また、美術界の芥川賞ともいえる安井賞を受賞（1986年第29回）、超巨大群像作品を手がける遠藤彰子先生（武蔵野美術大学名誉教授、二紀会委員、女流画家協会委員）のリリカルな小品や、美術サロンIIIでは香月泰男、芹沢銈介の佳品をご紹介いたします。

公募団体で賞を獲られたばかりの新進気鋭の若手から美術界のトップランナー、有名作家の佳品まで、コレクションに１点加えられる作品が出品されている今展。どうぞご期待ください。

TOPICS目次へ


	サイトマップ　\|　関連リンク　｜　お問い合わせ
	2001-2005　一枚の繪株式会社　東京都公安委員会許可　第301060205807号掲載の記事・画像・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。メールはこちらから。