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―神秘の光彩― 鎮西直秀 油彩展

―神秘の光彩―
鎮西直秀 油彩展
 
会期
2019年7月18日(木)〜24日(水)
10:00〜19:30 (最終日は16:30閉場)
会場
仙台 藤崎6階 美術ギャラリー
「一枚の繪」2018年1月号より、舟の上からのスケッチをする鎮西先生。
鎮西直秀先生会場出席日(予定) 7月19日(金)〜21日(日)
松島、安芸の宮島、天橋立の日本三景や富士をはじめとした全国の名勝の朝夕の情景と名月が繰り広げる神秘の光彩を、鎮西流の油絵とミクストメディア(油彩による水墨画的表現)で描きます。ぜひご高覧ください。 
鎮西直秀
―神秘の光彩― 鎮西直秀 油彩展
『瑞輝 松島仁王島旭光』 紙に油彩特0号
―神秘の光彩― 鎮西直秀 油彩展
『瑞兆 白鳥・富士図』 ミクストメディア特3号
生きる力を漲らせてくれる光を描く

 「3・11以前、私が月を描く事は極稀でした」

 東日本大震災から8年4ヶ月になろうという、令和元年の夏。当時、仙台の展覧会会場にいた鎮西先生は、被災者のひとりでした。それから、毎年のように、以前と変わらずに仙台で展覧会を開催される先生に、仙台に、東北に対する思いをうかがいました。

 「私が描くのは朝陽夕陽が輝く光彩の作品でした。しかし千年に一度と謂われる東日本大震災に遭遇してから暫くは、私が描くべきは朝夕の光彩ではなく、静かな霊力を持つ満月だと感じました。それこそが被災された方々への癒しと安寧、そして希望へと繋がっていくと思ったのです。そして時を経た今は、太陽も月もそれぞれ人の心を和らげ、生きる力を漲らせてくれると感じられる様になり、東北の名勝は無論、すべての作品を精魂込めて描いています」

 そう言われると、あの時以降の鎮西先生の作品は、モノトーンの世界の中に、「希望へと繋がっていく」ような光?月やまたたく星の輝き、空を焦がす陽光など―が印象的な作品の数々を思い起こします。その、モノトーンの表現の深化といおうか、日本的といおうか、水墨的な表現の作品が強く心に残ります。

―神秘の光彩― 鎮西直秀 油彩展
『瑞輝 松島・蔵王名月』 紙に油彩特4号

先生ならではの〈油彩による水墨的表現〉についてうかがうと、  「私の絵の特徴は何と謂っても独自の技法による雲の描き方に有ります。それは日本画の溜込(たらしこみ)技法の応用とも謂えるものですので、昔から既に、所謂油彩画的表現より日本画的表現に近い色彩画で有ったと思います。そして年齢を重ねる毎に重要なテーマになっていった富士や松島を始めとした日本三景を描く際には、色彩を用いない水墨的表現が一層私の絵にマッチしてきたのです」


画業40年をこえても、魅力の尽きない作品を描いて

 1953年高知県に生まれ、現役で東京藝術大学絵画科に入学。彼末宏教室で研鑽され、在学時に一枚の繪主催・現代洋画精鋭選抜展で最高賞の金賞を受賞。その後パリ・サンターヌ画廊で個展を開催するなど、またたく間に時代の寵児に、現在も、美術界の最前線で活躍しております。2014年には画業40周年を記念して、全国各地で個展を開催しました。
長い画業の道のりを、立ち止まることなく美への道を駆け抜けている鎮西先生。常に新たな試みをし続ける姿勢が、同じモチーフの作品でも、年を経る毎に、成熟さと新鮮味が相俟った、魅力の尽きない新作を発表し続けている理由なのかもしれません。

 「この5月、久し振りの海外取材でアメリカ西部のモニュメントバレー、グランド・キャニオン等の大自然を取材して来ました。新しいモチーフに対峙する事は、新しいモチーフについての発見だけで無く、今迄描いてきた風景への新たな気付きも有り、より一層自分の作品世界を深めていけると考えています。今後時間をかけて新境地を拓ける様頑張って参る所存です」

 松島や蔵王の宮城の名勝をはじめ、富士などの名景作品が展観できる藤崎での展覧会でも、鎮西先生の作品から、たくさんのエネルギーをいただくことができるでしょう。

―神秘の光彩― 鎮西直秀 油彩展
絵筆を通して画布に鎮西先生の魂(観る者への安寧、希望)が描かれる

 

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