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大渕繁樹展 〜時の譜〜
大渕繁樹展 〜時の譜〜
 

昨年の日展で特選を受賞しました長崎の作品を中心に、新しく取材し、出会った風景の光と影をテーマに描いた作品を出展いたします。
是非この機会にご高覧いただければ幸いです。

大渕繁樹
会期
2018年10月29日(月)〜11月10日(土)
11:00〜19:00 ※祝日・最終日は17:00まで
作家在廊日
10/29(月)〜31(水)、11/5(月)〜10(土)の午後

 

大渕繁樹展 〜時の譜〜

「灯り」は文化

Q 作品で表現したいテーマについてお聞かせくださ

A 一貫して「灯り」をテーマに制作しています。約四十年前、示現会展に初出品、初入選した絵が、夜景を描いた初めての作品でした。当時、よく夜釣りに行っていて、東京湾に隣接した晴海から見た東京タワーと霞が関ビルの風景を描いたものです。それをきっかけに、夜景の大家である楢原健三先生に憧れて描くようになり、また結婚後は、妻の出身地である長崎の夜景が大切なモチーフとなりました。
 有名な長崎の「一千万ドルの夜景」は、稲佐山の山頂から長崎駅側を眺望するのですが、私が描くのは逆サイドから見た夜景です。稲佐山から見る夜景も素晴らしいのですが、私はグラバー邸側から眺めて、稲佐山を背景に、長崎らしいドックや港の灯りが広がる夜景に強く惹かれて描き続けています。東京の生まれ育ちで、外国にも行ったことがない私にとって、夜景の美しさだけでなく、西洋文化が日本に最初に入ってきて根付いている街として非常に魅力を感じ、長崎の灯りに西洋文化発祥のイメージを重ね合わせて、「私の長崎」を表現しています。
 現在では長崎も新しいビルがずいぶん増え、特に最近は三菱ドックの手前に大型客船がドーンと停泊するようになってきました。そういう絵を壊しかねない要素は省きながら、今ちょっと構図を探すのに苦労している部分があります。でも、灯りは変わりませんね。灯りを眺めて、美しいな、暖かいなと感じる気持ちは、昔も今も同じではないでしょうか。そして灯りのあるところに文化がある。「灯り=文化」という想いで、その温もりが伝わることを願いながら描いています。

自信を得て新たな展開へ

Q 二〇一三年と昨年の二度の日展特選も長崎をモチーフにした作品でしたね。

A 日展では初入選作品もグラバー邸から見た風景でした。以来、「また長崎の絵か」とよく言われて、これでいいのだろうかと迷いや葛藤を抱えながら、それでも長崎を描き続けてきました。長崎の灯りをテーマにした作品で二度の特選をいただいたことで、ようやく認めてもらえた、やはりこれでよかったんだ、と実感できて嬉しかったです。そして、もっともっといい絵を描きたいという想いと同時に、先へ進む自信もついてきました。
 今は長崎を大切なモチーフとして描き続けながら、目線を少し広げて、東京の表参道や銀座、横浜などの街の風景も描いています。テーマはやはり灯りです。雨に反映する都会の灯りの風情や、レストランや建物の灯りの中の人々のざわめき、雑踏のにぎやかさなど、昼間の光とは違う灯りの風景の情感や温もり、ロマンを表現していきたいです。
 春には毎年、信州の安曇野や白馬へ出かけます。夜景とは違う美しさ、雄大さを求めて、アルプスの山々や山里の風景を描きに行くのですが、それも最近、表現が少し変わってきました。たとえば信州・大町の木崎湖などの水の映り、点在する集落の塊や白い壁もテーマにして描いています。それが、灯りと結びついてくるところがあるんですね。今までにも湖の映りなどは描いていましたが、今までの感覚の表現とはまた違って、これがやっぱり僕にとっての「灯り」なんです。そういう新しい感覚で自然の風景を描くことも最近楽しくて仕方ないんですよ。

大渕繁樹展 〜時の譜〜
雨の銀座  油彩6号
大渕繁樹展 〜時の譜〜
上高地の春 油彩8号
大渕繁樹展 〜時の譜〜
大渕繁樹先生
…この続きは「月刊一枚の繪」2018年11月号にて

 

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